よし!バイトをしよう!と意気込んだものの、履歴書ってどう書いたらいいの~!?と悩む人。とっても多いです!何をどう書いたらいいかわかんないですよね…。
志望動機って何を書けばいいのか、とか学歴はいつから書くのがいいのか…など考えたら分からない部分ってかなり出てくると思います。
でも大丈夫!この記事では基本的な履歴書の書き方から気をつけたいポイント、更に職業別の志望動機例文までミッチリ紹介!
アナタもこの記事を読んで、スイスイ履歴書を書けるようになろう!
まずは履歴書を準備!サイズはどうする?
履歴書を書くには、まず履歴書を手に入れるところから!バイト用の履歴書は就活用の履歴書と違って、100均やコンビニの履歴書でOKなところが多いです。
アルバイト用・就職用・転職用などなど…最近は色んな種類の履歴書が売ってあるので「アルバイト用」を手に取りましょう!しかし、問題はサイズ…。
実際に買いに行くと「なんか大きいのと小さいのがあるけど、どっちがいいの?」と思うことでしょう。基本的にはこの「B5サイズの二つ折りが履歴書の標準規格となっています。
ですが…見てもらって分かるとおり、ほとんどが学歴・職歴欄です(笑)初めてバイトする人や学生でバイトしたい人にはこんなに書くことないですよね。
なので、よりシンプルなA4サイズ1枚の履歴書でも問題はありません。A4サイズ1枚でも必須事項は書けるようになっています♪
ただ、履歴書1つで人柄を把握でき、かつ熱意が込められるのはたくさん書けるB5サイズ二つ折りタイプ。
「得意なこととか趣味とか、たくさん書きたいなー」という人や学歴・職歴欄に書くことが多い人はB5サイズを買いましょう。
早速履歴書を書いていこう!
さて早速履歴書の様式について説明しましょう。履歴書には、以下7つの項目が用意されています。
- 名前や住所など
- 写真
- 学歴・職歴
- 免許・資格
- 志望動機・特技・自己PR
- 仕事に関する希望
- その他
基本的にはこれらの項目が用意されているので、それぞれ埋めていく必要があります。書いたことは面接で深掘りされたり、採用後の書類作成に使われたり、バイトのポジション決めに使われたりします。
それではいよいよ!書き方を次の項目で解説します!
名前や住所など
まず書き始めるのは名前・生年月日・性別・住所・電話番号です。この項目は自分自身の情報について記入するだけなので簡単ですね!もちろん、略すのは禁止!正確な情報を記入しましょう。
このとき、漢字の読みを書く欄がありますが、「ふりがな」と書かれていれば平仮名。「フリガナ」と書かれていればカタカナで書きましょう。
電話番号は自宅の番号ではなく、個人的に連絡できる携帯番号を。メールアドレスを書く欄がある場合も同様に、日頃使っているメールアドレスを書きましょう。
読みやすいほうがいいので、枠内でぎゅうぎゅうになってしまわないようにだけ注意!例えば住所の場合、マンション住みだとどうしても長くなってしまうと思います。
なので、このように区切りのいいところで2行に分けて書きましょう。
また、日付などで年を書きますが、この時「和暦」にするか「西暦」にするか前もって決めておきましょう。和暦なら履歴書全体を和暦で、西暦なら履歴書全体を西暦で書くようにしてください。
日付については提出日を基本的に書きます。例えば面接の予定日が12/12日だった場合、日付は12/12日の日付を書くようにします。書いた日を書くのはやめましょう。
最後に、印鑑を押しましょう。印鑑を押す場所が設けられていればそこに。なければ名前の横の空白部分に押しましょう。
印鑑を押す時は下に雑誌やいらない紙などを重ねて押すと、綺麗に押せますよ!
写真
名前などを書く欄の横にある写真貼り付けスペースに撮った写真を貼ります。写真を貼る前に、剥がれた時誰の写真が分かるよう写真の裏に名前を書くのを忘れないようにしましょうね!
写真が大きかった場合ははさみなどで切り、大きさを合わせて貼り付けましょう。このとき、のりではなく両面テープで貼るのがベスト!安めの履歴書だと紙が薄いため、のりで貼ると裏がぐしょぐしょになってしまいます。
因みに、裏に名前を書き忘れたり貼り方を間違えたからといって新しく履歴書を作り直す必要はありません(あまりにもぐちゃぐちゃになっていたら話は別ですが…)
就活ではなくアルバイトの履歴書ですので、多少の間違いはそこまで欠点になりません(笑)面接のときにでも「忘れていました…」「すみません、のりしかなくて…」と言っておけばOK!
気にしないのもいけませんが、気にしすぎるのもダメです。気負わずいきましょう!また証明写真ってどこで撮影するのか?ってなると思います。
基本的に駅やスーパーなどの入り口付近に設置している場合が多いのですが、証明写真の撮影ができる場所を探すのが面倒…っていう感じになると思います。
そこで便利なのが「証明写真アプリ」です!これを使えば値段も安くでき、簡単な加工もできるので興味があれば一度使ってみるといいでしょう。
学歴・職歴
ここでは、小学校もしくは中学校からの学歴・職歴を記入します。最初の行の真ん中に「学歴」と書いて、学生は小学校卒業から。社会人は中学校卒業から書きましょう。
また、小中学校は義務教育であるため「卒業」のみで良いですが、高校からは入学・卒業した年月日が人によって異なることがあるためどちらも記入するようにしましょう。
こんなかんじです!通っている最中であれば「在学中」と書くといいでしょう。こちらでも和暦と西暦は統一し、「年」と「月」は書かずに記入しましょう。
※表の一番上に「年」と「月」は書いてあるため。
職歴を書く場合は学歴を書いたあと、同様に行の真ん中に「職歴」と書いてから書き始めましょう。
職歴は全て書く必要はありません。フリーターでいろいろなところを転々としている場合とても多くなってしまうことと思います。
なので、長く勤務したバイト先や希望の職種と似た職種に就いたバイト先のみの記入でもOKです。また職歴がない場合は「なし」と書きます。
全て書き終わったら、最後に右寄せで「以上」と書きましょう。このとき、1~2文字分ほど右側に空白を入れると窮屈にならず綺麗に見えます。
免許・資格
ここでは自分の持っている免許・資格について記入します。学歴・職歴同様に取得or合格時の年・月と名称を書くので、書く前に証明書や賞状を準備しておきましょう。
どちらも古いものから、三級以上のものを書いていきます。このとき免許・TOEIC等は「取得」で試験の場合は「合格」と書きましょう。
一定の要件を満たした上で認定→免許取得の場合は「認定」か「取得」となります。ただ、免許・資格の種類や履歴書を書いているタイミングにもよるため、持っている免許・資格ごとに調べると間違いがありません。
例)TOEIC600点→取得、宅建試験→合格など
また「これはあんまり関係ないだろ~」と思って書かないでいると、チャンスを逃すこともあるので注意!
例えば「飲食店の仕事に運転免許は関係ないでしょ」と思っていても、宅配サービスを始めたり食材の買い出しをしたりと、意外なところで車が必要なことがあります。
それに、「君はこんなに勉強したんだね」と店長に関心を持ってもらえることも!枠に入るぶんの免許・資格はできるだけ記入しておきましょう。
もちろん、最後に「以上」と書くのを忘れずに!
志望動機・自己PR・特技など
この項目は買った履歴書によって変わります。B5サイズであれば趣味・特技欄がだいたい入っていますね。応募先の会社のことを口で話すときは「御社」と言います。
履歴書など文中では「貴社」と書きましょう。志望動機にはバイトに応募するにあたって理由となったこと。自己PRには自分の長所をもとにアピールする文を書きましょう。
また志望動機については下にまとめて例文を紹介しておりますので、ご参考にしてみてください。
趣味・特技欄には出来るだけインドア・アウトドアに偏りすぎないよう書くのがベストです。
例えば「読書」「映画鑑賞」「ウィンドゥショッピング」「散歩」「スポーツ」のなかから選ぶとしたら「読書」「映画鑑賞」はどちらかを選んで「ウィンドゥショッピング」「散歩」「スポーツ」のいずれかと一緒に書くといいでしょう。
「寝ること」「だらけること」も趣味の一つだ!という人もいると思いますが、これは「サボりそう」という印象を与えてしまうので、出来れば避けるほうが賢いといえます(笑)
ただ、この欄はバイト先によって変えるのが一番いいです。本屋なら「読書」など、中古ゲーム屋だったら「ゲーム」など、カフェだったら「料理」などなど…関連するものが趣味・特技として思いつくのであれば入れるとより好印象ですね。
仕事に関する希望
仕事をするにあたって「どんな仕事をしたいか」「どれくらい働けるか」「いつから働けるか」などを記入する欄です。この欄も買った履歴書によって様式が違い、このようにフリースペースとなっているものや、
このように書くことが決められているスペースが設けられていることもあります。
希望を書いておくと意外と通ることがありますし、やる気も感じられるので出来るだけ書くようにしましょう!
その他
履歴書によっては保護者情報の記入欄があったり、通勤時間・扶養家族についての記入欄があったりすることがあります。
これらは面接のときに伝えることが可能ですが、履歴書は採用後色んなことを決めたり参考にされたりすることが多いので、書いておいて損はありません。
特に電車を使う場合はシフト時間に終電が関係してくるので、店側としては知っておきたいもの。記入欄がある履歴書を見つけたら手に入れておくと便利ですね!
履歴書作成の注意点とは
嘘はつかず正直に書く
履歴書を作成する際、どうしても受かりたいからといって嘘を書くことはやめておきましょう。バレてしまったときにバイト先からの信頼を無くしますし、内容によっては解雇となります。
更にバイト先に損害が出てしまったら賠償金を払わなくてはいけないことも…嘘は自分の首をしめるだけです!正直に書きましょうね!
間違えたら新しく書き直す
履歴書を書いている途中で間違えてしまったらどうしましょう。答えは「新しい履歴書に書き直す」です。履歴書はれっきとした重要文書。
重要文書の修正を許してしまうと、提出前の修正なのか提出後の修正なのかわからなくなってしまい、正確な情報なのか虚偽の情報なのかの判別がつかなくなります。
なので、修正液・修正テープは使わないようにしましょう!
極力手書きで書こう
履歴書は基本的に手書きで書くのが無難です。最近では履歴書のテンプレートをインターネットでダウンロードして、そのまま編集ができるようになっているものもあります。
ですがまだまだ「手書き=誠実」という固定概念が残っているアルバイト先は山程あります。
もちろんワードやエクセルで作成した履歴書も十分に重要文書として機能しますし、そういった履歴書でもOKなところは多くなってきました。
それでも、まだまだ手書きのほうが良いと感じるアルバイト先が多い限り、自らリスクを負うべきではないでしょう。
「手書き以外の履歴書じゃダメというアルバイト先なら落とされたほうがマシ!」というのであれば良いのですが、必ず受かりたい!というのであれば手書きで書くべきです。
黒いボールペンで仕上げる
履歴書は鉛筆やシャーペンで下書きをしてからペンでなぞります。あとから消すことができてしまう鉛筆やシャーペンでは重要文書として効力をもたないからです。
そのため、消えるボールペンなども使ってはいけません。そしてなにより、ペンは「黒」で書くようにしましょう。履歴書の紙は「白」なので、「黒」のボールペンで書いたほうが読みやすいです。
空欄には「特になし」と書く
履歴書を書いていくと、どうしても書くことが無い項目が出来てしまうことがあります。現住所以外の住所記入欄や希望記入欄など…サークルに入っていなければサークル記入欄も書けませんよね。
しかし、書くことがないからといって空白のままではいけません。「まだ書いてる途中だったのかな?」と思われることもあり、記入意思があるのかないのかハッキリしないからです。
なので、そういうときは空白にしておくのではなく「特になし」と真ん中に書くようにしましょう!これを書くことで記入意思が無いことがハッキリとわかります。
フリースペースに書く時はまず罫線を書こう
志望動機や希望記入欄に線が無く真っ白なときがありますよね。そういうときは、まず鉛筆やシャーペンを使って罫線を引きましょう。
文字の大きさを決めて、それにあわせてうすーく引くのがポイントです!罫線を引かずに書き始めてしまうと斜めになってしまって読みにくくなりますし、なにより見栄えが悪いです!
「うわっ、なんだか適当な履歴書だな…」と思われなくて済むように。薄く罫線を引いて、仕上げ後に乾いたら綺麗な消しゴムでゆっくりと消しましょう。