バイトで面接時に必要な持ち物といえば、何を思い浮かべますか?単純に履歴書だけ持っていけばOK、と思ったりしていませんか?もちろんバイト先によって、必要なものは異なることでしょう。
しかし備えあれば憂いなしとも言いますので、できる限り想定できるものは持っていくべきですね。また逆に面接の時に持っていくのは極力避けた物なども一応あります。
ここでは、そんなバイト面接に必要な持ち物についてご紹介します。
面接に必要な持ち物とは
一般的に社員の面接と同じようなぐらいまで揃える必要はないと思いますが、あると役立つ場合がありますので、以下に面接に必要とされるであろう持ち物をまとめてみました。
履歴書
繰り返しになりますが、もちろん履歴書は必須ですね。これがないと面接どころではない場合も多いです。ただ、最近は面接で履歴書持参不要なバイトも増えてきています。
たとえば、代わりに面接時にバイト先があらかじめ準備しているシートに記入させたり、書類なしの人柄のみを見る面接である場合も。よって、バイトの応募要項に履歴書不要と明記されている場合はそれに従いましょう。
ただ、履歴書不要でも志望動機などをシートに書く場合もあるので、その時の為にメモとして履歴書を持っていくのはありですね。
筆記用具
例えば面接の時に専用のシートに記入したり、契約書にサインしたり、さらにはちょっとしたテストをする場合もあります。そんなときに「しまった、筆記用具がない」とならないためにも筆記用具は持参しましょう。
また簡単なメモをとる場合などにもあると便利です。もちろん、面接場所で貸してくれるときも多いですが、あまり印象はよくないですね。
メモ帳
面接中も注意事項などメモしておかなければ忘れてしまう重要なことがあります。そんなときのために、メモ帳を持っていくことを忘れないでおきたいですね。
また、面接中に賃金のことなど自分が聞きたいことがある場合は、忘れないようにメモしてまとめておくと便利です。
ちなみに、携帯電話のメモ帳でも同じことはできますが、面接中に携帯電話を扱うのは印象はよくないので注意です。
身分を証明するもの
面接で本人確認や登録の為に、身分証を求められることもあります。学生さんなら学生証などの提出(コピーなど)を求められる場合もありますので、準備しておくといいでしょう。
フリーターの方や主婦の方なども一応、そんな時の為に身分証は持参した方がよいですね。運転免許証や学生証など、顔写真つきのものが原則です。
印鑑
面接後に即契約という場合もありますので、そんなときのために印鑑も持っていくと安心です。後日出直しという二度手間を省くこともできますので、持っていると役立つ場合があります。
銀行口座番号などのメモ
例えば賃金振込みのため、口座番号を聞かれることもあります。そんなときにとっさに口座番号を把握するため、口座番号や店番・銀行名や口座種別などをメモした物を持っておくといいでしょう。
面倒な場合は通帳などを持っておくといいと思います。
折り畳み傘
面接に行くまでの想定外の雨に対応するため、折り畳み傘はあった方がよいです。せっかくきちんとした服装をしても、濡れてしまっては台無しになります。
できるだけかさばらない折り畳み傘を持参するのがベターですが、この際にビニール袋も一緒に持っておこう。濡れた傘をカバンの中に入れる場合にビニール袋などがあると役立ちます。
面接場所のメモや連絡先
スマホが普及している現代では、面接の場所をネット上の地図で調べるのは簡単です。だからスマホを持っていればそれだけで十分なような気もします。
しかし、バイトの面接先が不案内な地区にある場合はネット上の地図で調べて行っても、意外と迷うことも。特に面接当日の緊張している心理状態では、スマホとにらめっこしたり、焦ってわからなくなったりして面接時間に遅刻するリスクも考えられます。
そこで、きちんと図に描いた面接先の地図を持っていくことをおすすめします。可能ならば、一度前もってバイト先の場所に実際行ってきちんと確認して地図を作成すると完璧です。
また連絡先もきちんと把握して、保存しておきたいところです。そうすれば、どうしても面接当日に面接場所がわからないときでもスムーズに連絡して聞くことができます。もちろん、携帯電話に保存しても、メモ帳に記載するのもよいでしょう。
また、実際に働くバイト先と面接場所が異なるケースも多いので、連絡先を保存するときは、応募要項をきちんと確認したいところです。
携帯電話
面接先に行くときどうしても遅刻する場合などのため、携帯電話は持っていきましょう。あれば安心です。ただ、面接中に着信音を鳴らすことはNGなので、面接場所に着いたらしっかり電源はオフにしたいですね。
またバイブの設定にしていると意外と音が大きい時があるので、電源を切っておくことをお勧めします。
腕時計
携帯電話を時計代わりに使うことも多いでしょうが、面接先に着いたら基本的に携帯電話は扱わない方がよいです。携帯電話を扱うという行為は、面接する側からすればよい印象は持ちにくいと言えます。
よって、腕時計をつけて時間を確認するようにしたいですね。特に内勤のバイトは、腕時計をつけた方がよい印象を持たれやすいです。
ハンカチ
面接中に緊張で汗が出たときにぬぐうため、トイレの後など、ハンカチを使うと印象がよいです。特に、内勤のバイトや飲食系のバイトなどはよく思われる場合も多いですね。
コンタクトのケア用品
例えばコンタクトレンズをしている時、目に埃など異物が付着してしまった場合など対策が必要です。そんな時にレンズのケア商品を持っておくといいでしょう。
逆に持っていかない方が良い持ち物とは
バイトの面接には持っていくのを止めた方が良い持ち物もあります。まず、携帯ゲームや漫画など面接までの暇つぶし用の物を持ってくるのはNGです。
面接する側からすれば、遊びに来たのかと思われてしまいます。また合間に漫画以外の本を読んだり、テスト勉強するなど、自分からすれば遊びじゃないと思っている行為も、面接官からすれば公私混同と捉われがちなので注意ですね。
また、飲食物も基本持って行かない方がよいです。よく、合間におやつを食べたりガムをかんだり、面接中にお茶を飲んだりする光景も見られますが、あまり良いとは言えないです。
もちろん、面接が長時間に及んで、食事を持参しなければならない場合もありますが、そのときも指定されたとき以外は物を口に入れないようにしたいですね。
さらに、面接先に関係のないものは持っていかないようにしましょう。よく、部活やサークル帰りでラケットなど大きいものを持ってくる学生がいますが、注意したいですね。
部活ついでに面接に来たのかと思われてしまいます。同様に、あまりにも大きすぎてものがたくさん入っているバッグは、持って行かない方がよいですね。
持ち物なしで面接にいくのはアリ?
手ぶらで面接に臨むのは、基本的に避けておくべきです。準備していないといった、面接に対する真剣さが感じられません。清潔な服装をしていても、それでは台無しと言えます。
また仮に面接に何も必要ないとしても、カバンなど持っていくのが印象がよいです。よって、面接先から手ぶらで良いと指示がない限りは、バッグなどを持参しましょう。
カバンは派手なものは避けてシンプルなもので。もし面接の持ち物が分からない時は、尋ねてみるのもアリです。メールもしくは電話などで聞いてみるといいでしょう。
履歴書以外は持ち物の指定がない場合もありますが、その場合は上記を参考に持っていくのがよいでしょう。
また、特定の資格が必要なバイトなど、そのバイト特有の必要なものが想定される場合は、指定がなくてもこの場合は資格の証明書などを持っていくとよいでしょう。
たとえば、車の運転が必要なバイトに運転免許証を持っていくなどですね。